京都市は地図で見ると、
★左京区⇒右側
★右京区⇒左側
に位置しています。
これは何故なのでしょうか。
調べてみると、御所の大極殿が南向きになっており、そこにお座りになる帝(天皇)の視点から
左側⇒左京区
右側⇒右京区
となった説がどうやら有力そうです。
どうして御所の大極殿が南向きになっているかというと、これは唐の時代の「天子は南面し、臣下は北面す」という考えがもとになっている様子。
唐の時代、天子が臣下に対面するときには、陽の方位の南を向いて座ったそうです。
それが日本の都作りの際にも取り入れられた、と。