怠け心。
あれは、人の生存戦略から来ているってか・・・?
じつは脳が消費する割合が非常に多く、なんと全体の約20%も占めています。ですから、生き残るためには、面倒なことを考えるといった、脳をたくさん働かせるようなことは避ける必要が出てくる。
つまり、人類はもともと脳をなるべく働かせないように、怠けるようにできているのです。
別の観点から↓
なぜ私たち(少なくとも私)は目先の損得に左右されるのでしょうか。
その理由は、私たち人類の祖先が生き延びるために構築した行動原理だからです。明日をも知れぬ厳しい環境では、そこに食べ物や安全な場所がある場合、すぐに確保しなければ逃してしまうかもしれません。それらをまた獲得できる保証もないのです。反対に、脅威が迫っている時はすぐに逃げないと生命の危機に陥る可能性があります。また、メリットを獲得する、あるいはデメリットから避ける必要のない状況では無駄に行動しない方が合理的です。
つまり怠けると私たちが呼称する行為は、祖先から私たちが引き継いだ極めて合理的かつ最善の行動選択なのです。
ただ、それが現代社会の一般的な規範と、その中で成長してきた私たちが考える「あるべき姿」と矛盾しているので苦しむことになるわけですね。
そうだとすると、怠けたいという気持ちが出てきてしまったとしても、それは人として「自然なこと」?
怠け心が生じたとき、自分を責めることなく、
そういったふうに(「自然なことなんだ」と)思うのもいいのかも。
しかし、そうは言っても
この怠けたい気持ちをなんとかして、行動に移していかなければダメなんだけど
といったことも多々あるのが現代。
上記の記事に書かれていることなどを参考に、うまく行動していける仕組みを見出していきたい。